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2018/09/09

FフォークO/H

インナーチューブを軽くペーパーで磨くと、表面の汚れと軽い錆は取れた。ただ、爪で引っかかる場所がいくつかある。20年放っておいた自分の責任以外の何者でもない。

その間に、折角なんでボトムケースもキレイにしたいのが人情ってモノ。自家塗装するか、はたまたスイングアームと一緒に粉体塗装に出すか・・。

さ、妄想はこれくらいにして、分解をはじめよう。我が1XGちゃんは、RZRの中で一番面倒なCクリップでトップキャップが止まっている。これを力業ではなくギヤプーラーを使ってトップキャップを押し込んで、Cクリップを外す。

remove-c-clip.jpg

むぅ、Cクリップが汚い。で、Cクリップを外せばトップキャップが外れるはずなんだが、全然動かない。そのままぶっ叩くとエアバルブが壊れちゃうので、ソケットを介してプラハンでコンコン叩いてると動いてくれた。トップキャップはアルミなのに、インナーチューブ側の錆で固定されてた模様。

rusted-cap.jpg

二十数年入ってたオイルを吐き出す。凄まじい臭気かと思えば、思ったほどではなく大丈夫。スペーサーも錆びてない。スプリングを取り出して、問題のケースボトムのHexボルトを取り外すとしよう。

springs.jpg

ボルトのサイズは6mm。Ko-kenの62mmだと、穴につっかえて完全に工具がかかってくれない。100mmのがあればいいなぁと思いつつ、Hazetの6mmを使ってみるとクリアランスOKだ。あと問題は共回りしないで緩むかだ。ちなみに、上がHazetで下がKo-kenのソケット。

hex-socket.jpg

万力に挟んで、フォークに伸びる方向に力を掛けつつスピナハンドルで緩めると、「パキン」という音と共に緩んでくれた。共回りしなくてよかったー。

これでインナーチューブがフリーになったので、いわゆるスライディングハンマーの要領でコキンコキンと衝撃を与えると、メタルとオイルシールが一気に外れてくれる。中の部品達を取り出して、ひと通り洗浄。イヤ~汚れてるわ。

fork-inner.jpg

インナーの中のパーツを洗浄してて気になったのが、右の部品の状態だ。オイルシールの一部が溶けたようになっていて、クソ分厚いスペーサに結構な傷がついてる。これは部品同士で当たったものではなく、何かでぶっ叩いた痕だ。

slide-metals.jpg

しかもスライドメタルのコーティング部分が殆どなくなっていて、ケース側に入るメタルの枠にも打痕がある。メタルがないのは、30年前にオイル漏れしながら500km走ったせいかもしれない。

no-coating.jpg metal-damaged.jpg

ここの整備を依頼したのは30年ほど前のヤマハオートセンターだ。恐らく当時のメカニックがやったんだろうとしか思えないが、何でこんな傷が付く作業が必要だったのか解せん。プロなんだからメタル挿入工具くらいあるだろうに。

とにかく単車という機械に対する愛情ってものが全く感じられない。こんなヤツに作業を任せたオレが情けないが、その時のことを考えると仕方ないのかも。やっぱりよく知らない他人の作業は信用できんよなぁ。

bottom-case.jpg

ともあれ、ここまでキレイになったので、インナーチューブを再メッキに出すことにしよう。その間にボトムケースの塗装を考えるとするか。

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