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2017/02/10

工具の話10

工具の話も早いもんで10回目。そろそろ着地したいとこだけど、まだネタは尽きないので、もう暫くお付き合い下さいませ。

今回は特殊工具の特集。特殊工具の定義としては、「その作業をするために、無ければできないか著しく困難であって、他の作業にはほぼ全く使い回しが効かないモノ」だと理解している。

トップバッターはチェーンツールだ。KLXはクリップチェーンにしてるけど、ZZRのチェーンはエンドレスだった。エンドレスを交換するには、リアのスイングアームを外すか、チェーンを切って外して、取り付け時はカシメる作業が必要だ。もちろんスイングアームを外すなんて現実的じゃなく、チェーンツールを使うことになる。

chain-excg.jpg

ショップに工賃を払って作業依頼すれば交換は可能だけど、何度か作業を見せてもらってポイントを教えてもらったりしてると、自分でもできそうな気がしてきた。チェーン交換数回分の工賃だと思ってツールを買って作業をやってみたら、思いの外上手くいった。よしよし。グラインダーを追加購入する必要があったのはご愛敬。

grinder.jpg

次はベアリングプーラー。裏から棒でぶっ叩けば外れるけど、非破壊的にベアリングを抜く時にはコイツがないと作業にならない。ベアリングを引っかける「耳たぶ」がキモで、ここがバカになっちゃうとタダの棒になっちゃうので注意。バーナーでまわりを炙ってからコレを使うと、ヌルッとベアリングが取れる。

bg-puller.jpg

フロントフォークをバラすと、シール打ち込みツールが必要になる。純正の特殊工具は高価なので、アストロの安物を工夫しながら使う。コレのおかげで、ZZRとKLXのフロントフォークをO/Hできた。

seal-pusher.jpg

買ったけど使ってないものに、バルブスプリングコンプレッサーがある。先代KLXのエンジンの腰上O/Hをしようと思った時期があって、準備だけはしておいた。今は宝の持ち腐れってヤツだ。

valve-spring-comp.jpg

クラッチをバラす時には、回り止めをするためのこの特殊工具が必要になる。ちなみに、この時に必要だったのが32mmのソケットだ。

cluch-hold.jpg cluch-hld-use.jpg

もひとつ、こんな特殊工具がある。フライホイールを外すための工具で、これ以外何の役にも立たない代わりに、コイツがないと外れないスペシャルな道具だ。KLX用のは十字型だった。

fh-remover.jpg fh-puller.jpg

コイツをコツコツ締め付けていくと、「パキン」とフライホイールが外れるのだ。これこそ特殊工具だよね。エンジン回りでは特殊工具の出番が多くて、沢山の特殊工具にお世話になった。

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