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2017/02/06

工具の話6

趣味で単車をいじってると、殆どの人が通るであろう『ふんぬ』を体験することになる。もちろんオレもその一人だ。

何それその『ふんぬ』って?という読者のみなさん(ってそんなにいるのか)のために説明しよう!あれこれやってると、いつかはどうしても緩まないボルトやナットに出会う。まだ経験の浅い段階では、力ずくでそれを緩めようと『ふんぬ』と力をかける。その結果、固着したボルトやナットはどうなるだろう。そう、捻り切れるのだ(悲壮)。

wrench-off.jpg

捻り切れる時の『ヌルッ』としたそのイヤ~な感覚と共に、それを仲間内では『ふんぬ』と称して、どうしようもないその状況を笑いに昇華していた(せざるを得ない)。別名現実逃避とも言う(笑) 昇華したら現実に戻るワケだが、その後の処理も結構大変だ。

固着したボルトナット達は、ラスペネ塗ったりトーチで炙ったり衝撃を与えたりすることで緩めることを覚えるようになる。エアツールが使えるようになるとインパクトレンチなるものも登場するけど、化学と科学の力は大きいのだ。原始的ながら、炎さんの威力は絶大である。

burner-raspene.jpg

再使用不可を前提で緩めるための最終兵器がコレ、パイプレンチだ。フツーのボルトナットに使うことはあまりないと思うけど、スタッドボルトを外したい時にお世話になるかもしれない。炙って叩いてコイツで緩まなければ、最終手段のプロの出番だ。

pipe-wrench.jpg

力ずくで締め付けても『ふんぬ』は発生する。その中でも発生頻度が高くて精神的ダメージが大きいものに、オイルドレンボルトがある。この場合、ネジ側でなく、エンジン本体側のネジが崩壊するという悲しい状況に陥る。この場合、新たにタップでねじ山を作成することになる。幸いなことに、オレにはその経験はない。

随分と前置きが長くなったが、その締め付けトルクを管理できるのがトルクレンチ。世話になっていた単車屋のメカニックさんが買い換える時にお下がりでもらったのが最初だったと思う。

900QL.jpg

ボルトナットにはその素材や径、ピッチによって適切な締め付けトルクというものが存在する。サービスマニュアルには、車体の肝心なボルトナットの締め付けトルクが記載されているので、よーく見ると吉である。

トルクレンチは東日製作所モノを愛用している。最初に買ったのはひと周り小型の450QL。国際単位以前のモノだからkg-m表示だ。

450QL.jpg

それから、ホイールまわりのトルク管理をするのに、もうちょっと大きいのを追加したのがQL140N-MH。これで140N-m(おおよそ14kg-m)まで管理できるようになった。

QL140N-MH.jpg

トルクレンチがあるから万全なワケではなく、ボルトやねじ山の状態が肝心だ。キレイであることは当たり前としても、潤滑剤のあるなしで実際にかかるトルクは大きく変わる。トルクレンチでも『ふんぬ』をやってしまう羽目になるので、結局は自分次第だ。

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